面接で多くの企業から内定をもらい自分の行きたい企業を選べる立場にある方、一方で面接でなかなか内定をもらえず転職活動で悩まれている方、様々な立場の方がいらっしゃいます。
面接はとてもシビアです。
落とされる方は落とされ続け、内定をとれる方は他の企業からも内定をとっている場合が多いです。
それは、恋愛と似ています。
容姿やスペックが高い方は人気になり多くの人から「付き合いたい」と思われますし、その逆であれば反対の結果になってしまうのがリアルです。
企業側からすれば、これだけの学歴や職歴、資格、容姿、コミュニケーションスキルをもっていたらやはりどの企業も揃ってその人材を欲しいものです。
しかし、この話だけだと「スペックがすべてかよ」で終わってしまいます。
今回の記事でお伝えしたかったのは、そうではありません。
「面接を対企業だと思うな。対人だと思い、その面接官に気に入ってもらえるよう努めろ。」ということです。
多くの求人者の方は大きな勘違いをしています。
それは、「企業は大きな組織で、ある意味実態が分かりづらい得体の知れないものだと。」
それは全く見当違いです!!
企業を動かしているのは結局は「人」であり、「人の感情」でも物事が大きく動くことがあるということです。
言葉を変えると、「面接官の感情で、内定を出すのか落とすのか決まります」ということです。
面接官の感情とは具体的に「この人と一緒に働きたいのか、逆に一緒に働きたくないのか」ただそれだけです。
その結論に至るまでの要因として、スペックというのは客観的データとして裏付けしやすい、説得力を増しやすいものだと思いますが、それが全てでは全くなく、結局のところ、「この人魅力的だな、一緒に働きたいな」と思わせることが出来るかが非常に重要なポイントだということです。
逆にいくらスペックが高い人でも、面接官の癪に障るような人であれば落とされます。
それでは、面接官に気に入られ、この人と一緒に働きたいなと思わせるようなコツやテクニックを次回お話したいと思います。